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特別支援学級の担任をしていました。それ以前から、教育相談の担当として、発達障害児の集団への不適応の問題にたくさん関わってきました。そのような中で思うのですが、知的障害を伴わない発達障害児が増えているように思うのです。そして、通常学級の学習が簡単すぎるというのが、不適応のひとつの原因になっていると思うのです。そこで、そのような発達障害児に対しては、45分間の見通し、単元の見通し、問題解決の見通し、ペア・グループの話し合いの見通しを示すという学習スタイルを、いつも同じように用意してやり、不安を取り除き、自信を持って、学習に取り組めるようにしてやっていました。すると、5分も座っていられなかった子が、友達の発言を遮って話し始めていた子が、落ち着いて学習に取り組み始めます。そして、通常学級で学習している内容よりも先に学習が進められるようにもなります。(もちろん、得意な分野はですけどね)そうすると、特別支援教育とは遅れているところを補うための教育と考えてある多くの先生たちは、
そんな先まで学習していいのか?
と必ず質問してきます。
得意なところに気づかせ、自分にもこんなできることがあるんだという自信を育てること、時には、上の学年の内容だってできるんだという自信を育てることは間違ったことなのでしょうか?
そのような学習をされてある先生はいませんか?
皆さんのご意見を聞かせて下さい!