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4年生の説明文教材をしめくくる「ウナギのなぞを追って」の実践です。
この文章では、長い年月をかけて、ウナギの生態を、小さなレプトセファルスから得られるてがかりをもとに、タマゴを生む場所を見つけるまでの過程がわかりやすく説明されています。
レプトセファルスを調べることで分かったことから、仮説を立て、それを確かめていくという流れが続いていきます。これは、理科の条件や算数での見通しを立てることなどでの論理的思考につながる部分があると思います。また、長い年月をかけて一つのことを追い求める調査チームの姿勢から将来の自分の生き方を考えることもできると思います。
いろいろなとらえ方のできる教材ですが、時数の関係で学ぶことを絞らなくてはいけなかったのが、残念です。
本時では、まず、時系列をつかむところを読んでいきました。
この前時で、本文のカードを、「年代」、「調査チームのしたこと、結果」の二種類にわけさせました。
その後の本時で、同じカードを使い、時系列と、その年代での成果に並べ替えていきました。
子どもが夢中で、教科書をひっくり返して、正しい順番にしようとしていました。
ここでは、「本文は時系列にそって展開していくこと」、「タマゴの場所を見つけるのに長い年月がかかったこと」をまとめていきました。
次では、調査の方法をまとめ、本文の要約をしていく予定です。