学級制は明治時代の教員を救うための制度だった 意外と知らない学級制の歴史

こんにちは、SN校内新聞です。

日本では、小学校、中学校の義務教育期間を経て、進学する場合は高校、大学と年齢に合わせて通うのが基本ですが、欧米や中国、韓国などでは意外と多い飛び級の生徒さん。

日本でも「画一的な教育システムでは、多様な個人の能力や適性を伸ばせない」と従来の年齢主義による学制ではなく、柔軟に個性を伸ばせるよう習得主義も取り入れていこうという考えも昨今きかれています。

ところで、日本に学校が生まれた当初は学級制ではなく等級制、つまり年齢の別なく能力でのみ進級する制度だったことをご存じですか。そして今の年齢主義に基づいた学級制度は、今と同様に恐ろしく忙しかった先生方を救うために生まれた制度だったのです。