基礎学力って、どこまで追求すべきなのでしょうか？

　基礎学力って、どこまで追求すべきなのでしょうか？端的に言って、勉強が苦手な生徒に対してどのような考えをお持ちですか？毎日すごくもやもやしています。
　どこのクラスにも学力がすごく低い子がいると思うのです。うちのクラスには英単語をなかなか覚えれない子がいます。いろんな方法を試しましたが、授業時間割けるだけ精一杯いろいろな方法を用いてもやはり覚えられないのです。そして覚えられたとしても、すごいスピードで忘れてしまう。それを見ていて、あぁこの子はどうしようもなく単語を覚える事は苦手なのだろうなーと思います。そして、そんなにも苦手なことを、どこまで追求してあげるべきなのだろうと。
　まぁその子の場合軽く学習障害が入っているのかもしれませんが、こうした能力の差って残酷なほどあると思います。
　無限の時間があればどの子でも「やればできる」のだと思います。けれども、現実問題子どもに接する時間なんて限られていて、その時間内でできないということはある種、その特定の学習に対して不適切なのであって、それ以上追求する事が果たしてその子に対して良いことなのだろうか？と思います。
　その一方で世の中学歴社会ですので、ちゃんといわゆる５教科の基礎学力をつけて、上級学校に送らないとと思う部分もあります。