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民間企業から、臨採教員になり、正職員を目指しているものです。
民間企業にいた自分の目から見たら、自治体の教育委員会の欲しい人材に、
偏りがありすぎると思います。実際に学校の先生をされている方は、
似たタイプの方が多いです。
野球で言うと、「2番バッター」タイプの方が多い気がします。
野球にお詳しくない先生方もいらっしゃられると思いますので、
2番バッターの役割を簡単に説明しますと、
イチロー選手のような、俊足でヒットを打ってくれる1番バッターを援護するために、
自分を犠牲にしてでも1番バッターを次の塁に進めるために、
たいていの2番バッターは、自分がアウトになってでも、バントをします。
「コツコツまじめに、ひたすらチームプレー」の精神が最も必要になる打順で、
2番バッターの役割は、比較的地味ではありますが、非常に重要です。
巨人の監督が長嶋監督だった時に、大金をつぎ込んで、
他のチームの4番バッターをかき集めてきたことがあります。
一見、各球団一の強打者を集めてきたわけなので、チームは強くなりそうですよね。
でも、結論から先に言うと全然強くなかったんです。
やはり1番~9番バッターまでの、それぞれの打順に役割があるのですが、
適材適所の打順配置をしたチームの方が強いです。
長嶋監督は4番バッターばかり集めましたが、2番バッターばかり集めたチームは、
おそらくもっと弱くなると思います。
それでも、教育委員会は2番バッタータイプを欲しがるよなあ・・・
1番バッタータイプや3番・4番バッタータイプは欲しくないのでしょうか?
この採用を続けると、長嶋監督の二の舞になる気がして、本当に心配なのです。
組織に同じタイプの人材を集めてどうするんだと。
その役割をする人は、もう余るくらいいるはずですが・・・
これは極論ですが、バレーボールでもセッターというポジションは司令塔で、
とても重要なポジションですが、スカウトがスタメン6~7人に対して、
6~7人のセッターをスカウトしてきたら、どこのバレー監督でも、
頭をかかえるはずです。
また、2番バッターを欲しがる採用の体質、
日本の教育界は大丈夫なんだろうかと危惧しております。
先生方はどう思われますでしょうか?
悪い言葉ですが、採用に「お役所仕事」の体質が出ているような気がしてなりません。