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「53+74」の筆算の仕方を表現するツールとして、ホワイトボードとお金のおもちゃをつかってみました。
位の部屋をあらかじめ書いておいたのは、前回のいくつで千?の時とのつながりを意識できるようにするためです。10個集めるとくりあがることを具体物を通して表現できたらこの授業の狙いには到達できたと考えられると思います。
最初は、十の位と一の位の部屋を描いたボードだけを提示しました。
勘の鋭い子はこの段階で、「位の部屋が足りなさそう」と答えの見通しを立てたりできるとおもいますが、今回はそのまま計算の考えに入りました。
10の位に10が12個の時点で、「あれ?」と子どもが呟いたので、そこで「10が12個でじゅうにじゅうだよね?」ときくと、「ちがう」と答えてくれそこからくり上がりのことにつなげることが出来ました。
そこまで来た時点で、「位の部屋が足りないね」となり、もう一枚のホワイトボードを出してきました。10が10個で100になるというのも書き込んで完成です。
ホワイトボードは子どもの思考表現に役立つなぁと感じてよく使っています。