先生が意図せず放った言葉が実は生徒の心に良くも悪くも突き刺さっているケースは少なくありません。先生の名言(迷言)シリーズ。第2回目は、現在大阪の小学校で先生をしている樋口さんに話を伺いました。
“お前には教師になる才能なんてないから!”
編集部:おおっ、ショックですね...。これはどの先生に言われた言葉ですか?
樋口:高校の先生です。私立だったんですが、担任の先生です。
編集部:どういう文脈で先生はこのセリフを語られたんですか?
樋口:ぼくの志望校を聞いて、担任がみんなの前で言いました。
編集部:おおお、それはなかなかですね...でも、それでも志望校変えずにそのまま受験したんですか?
樋口:はい。
編集部:レベルではなく、性格的に無理と先生は言いたかったのでしょうか?
樋口:どっちもなんだと思います。
浅谷:そして、結果は合格だったんでしょうか?
樋口:もちろん。余裕で合格しました笑
編集部:その先生の反面教師で、生徒に声がけするときに気をつけていることはありますか?
樋口:“絶対にその人の夢を否定することはしません”
編集部:未来は誰にもわかりませんし、夢を持ってる事自体が尊いですよね。樋口さん、ありがとうございました!