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6年生の算数の速さの単元の導入で使いました。
この単元の導入はは、3つのソーラーカーの速さを比べる方法として、5年生の単位量当たりの大きさの内容から1分当たり、1m当たりに直して比べ合うという活動になっています。
この単元の活動での児童のつまずきとして、表にある数字だけだと、イメージしづらい子もいると考えました。そこで、パワーポイントを作成し、速さを視覚的にとらえるようにしました。
これにより、速いの概念についての共通理解できるようにしました。
そして、もっていきたい道のりも時間も違う速さの比べ方についての問いかけにもっていきました。
最初は、48mを2分でいくのが速く見えるので、子どもも「こっちの方が速い」といっていましたが、「でも最後は60mを3分で動く方が抜かしてるよ?」と問い返しをすると、少し悩んで「もし、そのまま走り続けていたらきっと48mを2分で走る方が速い」という考えを発表していました。
高校生の概念になりますが、速さには、瞬間の速さと平均の速さがあります。六年生の速さでは、平均の速さを扱うことになります。
しかし、このパワーポイントで見てみると、子どもが気づいていた「そのまま走り続けていたら」や私が問い返したら「途中で抜かしてる」といったところは、瞬間の速さの概念にもつながるところがあります。
瞬間の速さを教える必要はないのですが、子どもが気づいたときや自分自身の発問を練るときにこういった視点をどう踏まえていくか今後の課題になっていくと思いました。