こんにちは!SN校内新聞です。
昨日、大阪府北部を中心とした大きな地震がありましたね。大阪には23年前の阪神淡路大震災を経験している方も多いでしょうから、さぞ恐ろしかっただろうと思います。
東日本大震災のときのことです。当時私はデパートに勤めていたのですが、売り場を巡回中に揺れを感じて、同僚の女の子と「なんか揺れてるねー」なんてのん気に話していたら、すぐに大きな揺れがやって来ました。商品が棚から転がり落ちて、どこからか大きな音がしました。とりあえずお客さんの安全確保が先決と、すぐに同僚のひとりが非常階段へのドアを開け、私を含む何人かが売り場を駆け回りながら避難を促しました。みんな自分でびっくりするほどスムーズに避難の誘導ができて、後日お客さんからお褒めのメールまで頂いてしまいました。
どうしてそんな風に対応できたかというと、やはり定期的に避難訓練や消防訓練を行っていたことが大きかったと思います。正直、面倒くさいなーと毎回思っていましたが、それでもそれなりに真面目にやっていたので、こうしていざという時に役立てることができたのだと思います。
また、マニュアルの整備も大切です。東日本大震災の際に甚大な被害を出してしまった5つの学校のうち、一校では周辺住民を含めた避難場所が校庭となっていて、一校ではマニュアルそのものが作られていなかったとのこと。
ただでさえ多忙な業務の中で、マニュアルを作製し、かつそれを周知することはとても難しいことだと思います。それでも、人命は何より尊いもの。これを機に、マニュアルの点検、見直しをしてみてはいかがでしょうか?
参考になりそうな資料へのリンクを貼っておきますので、よろしければご高覧下さい!