こんにちは!SN校内新聞編集部です。
今回は、「2年生後半の進路指導」をテーマとして、関東の公立高校で詳細なデータ分析に基づく進路指導を実現しているS先生からお話を伺いました。志望校合格を勝ち取るためには、生徒や保護者の不安を解消し、モチベーションを高めるサポートが欠かせません。3回にわたる本連載の第1回目では、生徒を“大学受験モード”にスムーズに切り替えさせるための準備について、S先生の指導方法を聞きました。
—御校で2年生後半の進路指導で意識しているポイントはありますか?
私たちの高校では、全学年の各学期で「進路講演会」などを行なっています。なかでも2年生の12月の進路講演会は、「受験生宣言」を行う特別なものです。この日をひとつの区切りとして、志望校の絞り込みや受験勉強を本格化させていくことになります。
本当はもう少し早くから、受験に向けて気持ちを切り替えてもらいたいのですが、部活動を頑張っている生徒には、大会が続く秋のシーズンまでは、練習を思いっきりさせてあげたい……。そこで、部活動の大会シーズンが明け、続く修学旅行も終わった12月を区切りとしています。
—しかし、そこから受験に向けた指導の本格スタートでは遅いと感じることはありませんか?
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